~~~村民の声・7~~~

震災から間もなく2年、いまだに除染も進まず、復興住宅も決まらないどこに向かっているのか村民でも先が見えない。そんなことをあと何年続けるのか。除染よりも何よりも村民の健康を守らなければならないと思う。わたしのように、若い方はどこでも生活できるが、年輩者の方はどうだろうか。それを想うと先を見せてそして、一人一人の復興をしなければならない時期に来ているのだと思う。帰る派・帰りたくない派・帰れない派とか区別するから対立が生まれてしまうのだと思う。しかし、対立だけでは何も変わらないと思います。だからこそ、話し合う・議論するそれが大切で、わたしも年輩者の話を聞きます。その準備は最初からできています。だからもっと年輩者は若い人の意見をまずは聞く。それから、議論する。それも大切な事なのだと思います。わたしはこの1年自分の器を見つけるべく県外に出ますが、この先、いずれは福島に戻って来たい。そう思っています。だからこそ諦めない事が大事で細く長く地道に活動していきたいと思っております。

 

~~~村民の声・8~~~

今日は陽だまりの中休憩している50~70代の男性にお話をお聞きしました。

その中で出たのは、「除染」のお話が出ました。今の除染が村民を考えた除染ではない事。あのようなずさんな、デタラメな除染をやり続けるならば村民参加型の除染にしてほしい。とおっしゃっていました。さらに詳しく聞いてみると、村に対して想いのあるのは我々村民だ。だから、丁寧に行うし、これはお金の問題じゃない。これは村存続にかかわる事で、こうして、仮設に何もしなく生き甲斐も無いままいるよりは、仮設から通いながら除染をして体を動かすことで、気もまぎれるし、生きがいにもつながると思うんだ。でも、除染して果たして農作物は元のように作れるのかは疑問だけど…。俺は50代だけども、何か所か仕事をしていた。でもな、何日か働き出すと、補償金貰っているんだから、働かなくても生活できるでしょ!とか言われて会社辞めさせられたんだよ。。。だからこそ、飯舘の、自分の村の除染をすることで、仕事はできる、そして、自分の村が1歩、1歩元の姿に戻しているんだという実感みたいなものが見えて、今のような先が見えない不安がなくなると思うんだ。そうして村民1人1人が立ち上がる事が大切だと思うんだ。この放射能問題は未知なるものだけど、我々の世代が立ち上がらないとだめだし、我々の責任でもあるんだから。いつまでもしたばかり向いてられない。なにかきっかけにして立ち上がらないと。そう、涙ながらに仰っていました。

 

ひたむきにこうして自らを奮い立たせながら、今後の村の事を真剣に考えているんだな~って思いました。誰かのせいにすることは簡単だけれど、こうして村民一人一人が立ち上がる事で大きな力になると思います。自分のペースで構わないと思う。半歩でもいい。少しずつ、意見が言える所で、着実に意見を言って、行政を動かして言ってほしいと思いました。わたしもその一人でありたいと思う。

~~~村民の声・9~~~

この方は70代男性でした。

この仮設に来てから何にもする気もなく、ほんとにどん底でいつ亡くなってもいい。ただ今は生かされているだけだ。監獄に入っている囚人のようだ。と。これが老後の人生かと思うと、死んだほうがマシだ。もしかしたら首つりしているかもわからないから後は頼んだよ。こうしていると気がおかしくなる。かといって何もする気がおきない・・・。村長さんは顔見せにも来ないし、捨てられた感覚に近いな。後は話したくない!

 

そうして、扉を閉められました。その場に立ち尽くしながら、自分の無力さに言葉がありませんでした。

こういう方も、少なくないんだろうなって思いながら、しつこく扉を開けることも出来ず、まだまだ、私は甘いなと痛感した。